【楽天グローバル人事部担当役員 杉原章郎氏】
創業メンバーが起業家精神に溢れていたので、その後も経営者目線で考え、自立自走できるかどうかという基準で人を集めてきました。規模が大きくなった現在は「楽天主義」というプリンシパルに合っているかどうかを確認して採用していますが、根底にあるものは変わっていません。楽天主義は「ブランドコンセプト」「成功のコンセプト」をはじめ、さまざまな要素で構成されていますが、社内でよく使われている言葉が「GET THINGS DONE」。つまり、世の中の期待値より高い目標を掲げ、どんなに大変でもそれをきちんとやりきることができる人。こういったマインドがベースにあり、それを実践できる人を求めています。
●成功の5つのコンセプト
高い目標を達成するための行動指針。「常に改善、常に前進」「Professionalismの徹底」「仮説→実行→検証→仕組化」「顧客満足の最大化」「スピード!! スピード!! スピード!!」の5つ。社内のいたる所に、このコンセプトが書かれたポスターが貼られている。
●GET THINGS DONE
現状に満足せず、様々な手段をこらして物事を達成する人間のこと。