さらに航空業界で話題沸騰中なのが、スカイマークが5月31日より羽田~福岡線に投入する大型機「エアバスA330」。ミニスカートの制服ばかりが話題となっているが、目玉は同機の全シートに導入される「グリーンシート」。
あくまでも普通席扱いなのだが、通常は2-4-2の座席配列を2-3-2の横7席とし、シートの前後間隔(シートピッチ)も38インチ(約96.5センチ)と、従来よりも7インチ拡大し、横幅もゆったりしている。
夏の家族旅行において、大型シートで移動できるのは特に子連れ旅行では体の負担が軽減される。価格も早期購入型の割引運賃を使えば、片道1万2000~1万6000円程度と、大手よりも安い運賃で快適なシートで移動できる、まさに一石二鳥なのである。
価格の安さなどいい面の話題ばかりしてきたが、早期購入型運賃は、変更や払い戻しに制限がある場合がほとんどである。大手航空会社でもキャンセル料が50%以上の場合が多く、LCC航空券の中には、変更はできるが(運賃によっては手数料が必要)、払い戻しができないといった航空券もある。変更やキャンセルのルールをしっかり確認したうえで購入しないと、せっかく安く航空券を購入しても、キャンセルしたときなどはかえって割高になってしまうので注意したい。
とはいえ、とりわけ夏休みなど旅行代金が高い時期にLCCの安さは魅力的。計画をしっかり立てて、今年の夏は飛行機でお得に国内旅行に出かけてみてはいかがだろう。