学資保険がいいのでは、と聞くと、担当者いわく、現在メットライフアリコの終身保険が他社のどの学資保険よりも利率がいいとのこと。この4月、多くの保険会社が予定利率を引き下げたが、アリコは据え置いた。
この保険を39歳の私がかけると月々約10万円、既存の保険と併せて15万円。住宅ローンを見直せば不可能ではない?ここで3回目が終了。ちなみにこのペースだと保険締結まで4回通う。非常に丁寧な印象だ。
が、保険に入る気満々の私に、デスクが不安を覚えたらしい。ファイナンシャルプランナーの清水香さんに意見を聞くよう指示される。結果を見せると、清水さんがシブイ顔でこう言った。
「住宅ローンと進学が重なると、家計は非常に厳しくなります。貯蓄ゼロで契約から13年経過しないと元本割れする保険に月10万円もかけるのは、家計破綻に突き進むのと同じです」
では学費の保障はどうしたらいいのだろう?
「掛け捨ての定期保険で不足期間をカバーすれば十分です。貯蓄型の保険にも必ず掛け捨て分の料金は含まれています。掛け捨ての保険は損ではありません。必要期間だけかけて、徐々に減らしましょう。あとは社会保障を活用して現金を備えること」
では、保険ショップは全く役に立たないのか?
「とりあえず保険について知りたいときは覗いてもいいでしょう。でも、店はあくまで保険を売るところ。保険加入が必ずしも家計の問題解決にはつながらないのです。万一には社会保障や貯蓄で備えられるところも十分あるので、それを頭に置いて、必要な保険かどうか考えて加入してほしいです」