修行中に製麺室の片隅に落ちていたメニュー表
2000年代の初めに修業していたある日、製麺室の片隅に落ちていたメニュー表を発見した真介は、東池袋「大勝軒」が創業時はカレーやカツ丼もある町中華だったことを知り、修業時間が終わったあとで師匠のもとに通っては昔の話を聞かせてもらうようになった。
そんなふうに懐に飛び込んでくる弟子はいなかったこともあって、山岸は訪問を歓迎。ときには昔の料理を再現してふるまってくれるようになる。それが勉強になると考えた真介は、メモを取りながら質問を浴びせまくった。
すると、弟子の好奇心に刺激されたのか、師匠は「もう一度、昔の味をお客さんに出したいんだ」と言い出し、作り方を教えてくれるようになっていく。計量カップさえ使わない調理法を、なんとかして再現可能なものに落としこむ作業が真介の日常になっていった。
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