滋賀県民が沖縄県民の半分しか着用しない「夏アイテム」

図表2に掲げたようにJINS調べの「メガネ白書2022」によるとサングラスを使用している人の割合が最も低いのは滋賀であり、鳥取、富山がこれに続いていた。つまり、こうした地域は日射しが弱いのでサングラスの必要がないのである(逆に割合が最も高かったのは沖縄で長崎がこれに続いていた)。

【図表】サングラスの必要性が薄い滋賀、鳥取、富山

私の祖父は富山県の氷見出身であるが、かつて氷見は「くる病」で有名だった。くる病は紫外線(日光)不足や栄養不足によるビタミンDの代謝障害によってカルシウム、リンの吸収が進まないために起こる病気であったが、栄養分の中でもビタミンは外部補給が容易なため途上国においてもこうした疾患は最近見られなくなった。