食事で病気の治療はできない
一方、食材や食事によって、病気などの予防や治療ができるという説もありますが、あまりいいことではありません。実際に何かを食べるだけで病気の予防や治療はできませんし、必要な治療が受けられなくなるリスクがあるためです。
例えば、SNSのXでは、ASD(自閉スペクトラム症・アスペルガー症候群)、ADHD(注意欠陥・多動性障害)の症状が落ち着くという「食材の早見表」が投稿されていましたが、生まれつきの特性が食べ物で変わることはありません。
医薬品や治療法の場合、「効果がある」と主張するには、症例と対照例を比べてリスク要因に差が出ないといけません。「ブロッコリーは、目の痛み・乾燥、イライラに効果がある」と言うためには、そういった症状のある人とない人、その食品をとった場合ととらない場合を比べて統計学的に差が出る必要があります。
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