人間関係やコミュニケーションのヒントになる本が人気

第1位に輝いたのは、作家・写真家の有川真由美さんでした。人間関係やコミュニケーション、生活をより良いものにするコツを教えてくれる本が人気を集めています。

多くの著書の中で2024年に特に人気だった要約は、『なぜか話しかけたくなる人、ならない人』(PHP研究所)。誰からも愛される人たちのコミュニケーション術がまとめられています。また『センスいい人がしている80のこと』(扶桑社)もよく読まれていました。

2024年、2番目に多く読まれた著者は、心理学者の内藤誼人さんでした。

内藤さんの著書のうち、今年特に人気だった要約は『イライラ・不安・ストレスがおどろくほど軽くなる本』(明日香出版社)。気分が落ち込んだときの対処法を教えてくれます。内藤さんといえば、『面倒くさがりの自分がおもしろいほどやる気になる本』(明日香出版社)も定番の人気書です。

2018年の『アウトプット大全』は今も注目を集める

2024年の第3位は、精神科医の樺沢紫苑さんでした。

樺沢さんといえば、シリーズ累計80万部を突破している『アウトプット大全』(サンクチュアリ出版)を思い浮かべる人も多いでしょう。2018年に刊行された書籍ですが、今なお多くの読者に愛されている一冊です。

ストレスフリーで幸せな人生を送りたいなら、『精神科医が教える 幸せの授業』(飛鳥新社)や『19歳までに手に入れる 7つの武器』(幻冬舎)などもおすすめです。

今年も新刊からロングセラーまで、幅広いジャンルの本がランクインしました。また、『「説明が上手い人」がやっていることを1冊にまとめてみた』、『頭のいい人が話す前に考えていること』、『本当の自由を手に入れる お金の大学』は、2023年に続いてのベスト10入りとなっています。気になった本があったら、ぜひ年末年始にチェックしてみてください。

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