ヒゲだけでなく、産毛、腕毛、指毛にも注意

そして言うまでもなく、「ヒゲ」。

毛深い男性の悩みの種でもある青ヒゲは、ヒゲの医療脱毛も検討したいところだが、脱毛ともなれば費用も時間もかかる。最近は男性もおしゃれのために薄化粧をするが、青々と目立つようならファンデーションで隠すことを考えてみると良い。当然ながら、お出かけ直前にヒゲは剃るべきだし、デートが長丁場だったり、一日にお見合いが二件あるような場合には、途中でハンディタイプのヒゲ剃りをバッグに忍ばせてケアを忘れないでほしい。

無精ひげを気にする男性
写真=iStock.com/Yusuke Ide
※写真はイメージです

一方で、毛深くない男性は、ヒゲなどに無頓着な分、自分の顔に「産毛」が生えていることに気がつかないことがあるので、産毛にも気を配ってほしい。唇周りの産毛に、飲んだコーヒーがついたり、うっすらと眉間に産毛が生えていて、よく見ると両方の眉がつながっていることもある。普段は美容院しか行かないという男性も、理髪店でヒゲを剃ってもらうことを習慣にしてもよい。

また、手の指の毛、袖口からはみ出る毛、これはいずれも目に付く部分なのに、意外と男性はこの毛はそのままで良いと思っているので、くれぐれも注意してほしい。

ファッションセンスがなくても清潔感は出せる

そして清潔感においてファッションが大事なのは言うまでもない。

どんなファッションなら清潔感がある男性に見えるのか?

「清潔な服」、「シワのない服」、「臭いがしみついていない服」であることが大前提。似合うか似合わないか、おしゃれかどうかはその次に考えること。高いスタイリストに依頼して服をコーディネートしてもらうとか、高価なブランド品を買うのは後から考えたらよい。センスがないなら、結婚後に奥様に服を選んでもらえばよい。

そして絶対に、「サイズが合っている服」であることが、清潔感を印象付けられる鍵となる。

前夜に焼き肉を食べに行ったスーツでお見合いに行くとか、数年前の太っていた時の大き目サイズのスーツなど、わざわざ似合わない服を着て自爆しに行くことは避けるべきである。つまりは、「きれいでジャストサイズな服」を身にまとっていなければ、清潔感ある印象にはなれない。

そして、気を抜いてはならないのが「靴」。おしゃれは靴から、という言葉もあるくらい靴は重要である。婚活を始めるなら、靴はぜひお見合いのスーツ用と、デートに履いていけるカジュアルシューズの二足は用意してほしい。くたびれた靴は、一気に不潔を連想させる。ここにお金をケチるとロクなことがないのは明白である。