ダイエットを成功させるには、どうすればいいのか。AI食事管理アプリ『あすけん』の公式サイトでは、減量に成功した人たちの体験談を紹介している。今回は40歳の健康診断で“メタボ”の診断が出て、人生初のダイエットをすることに。食生活を見直したことで、外食中心ながらも5カ月で10kg痩せたなべはるさんのストーリー――。

“メタボ”と診断され保健指導に!

――ダイエットのきっかけについて教えてください。

なべはるさんのアイコン
<プロフィール>なべはるさん(41歳)
173cm、60kg。会社員。運動不足と食べ過ぎで20代からじわじわと体重が増え、40歳で70kgに。メタボ診断が出たことで本腰を入れてダイエットを開始。脂質やカロリーを考慮した食品選びで、無理な食事制限や我慢をせずに−10kgのダイエットに成功した。(画像提供=あすけん)

去年、健康診断で腹囲サイズと血圧の数値がひっかかり、メタボの診断が出てしまったんです。その後半年間、保健指導を受けることになり、月に一度、体重や食事内容をメールで報告して食事のアドバイスをもらうということをしていました。さすがに成果を出さないとまずいと思い、人生で初めてダイエットをすることにしました。

――初めてのダイエットだったんですね! 体重が増えてしまった原因は何でしたか?

運動不足と食べ過ぎだと思います。ダイエット前は食事内容やカロリーを全く気にせず、おなかいっぱいになるまで食べる生活でした。

外食が好きで、牛丼やカレー、ラーメンなどをよく食べていましたね。そんな生活を続けていたので、社会人になりたての頃は60kgだった体重が、10〜20年かけて70kg台になってしまいました。

――そうだったのですね。ダイエットはどんなことに取り組みましたか?

検診後1カ月は保健師の方と「魚料理を食べる」などの目標を立てて食事内容の見直しをしました。でも、なかなか思うように成果が出なくて。

食事内容をより詳しく継続的に振り返る必要があると思い、食事記録ができて、写真から画像解析ができるというポイントでアプリを探したところ『あすけん』に辿り着きました。

――あすけんはどのように活用いただきましたか?

食事内容、体重、運動量を毎日記録していました。ダイエットを始めた当初は、どの栄養素に注目すれば良いのかわかりませんでしたが、あすけんに記録をつけているうちに、痩せるにはカロリーとPFCバランスに特に気をつければいいのだとわかってきました。

そこで、自分の場合は「摂取カロリーを1日2,100kcal以内に抑える」「1日3食しっかり食べる」「PFCバランスを整える」「1日に300kcal以上消費する」ことで、あすけん健康度(あすけん内で、食べたメニューや運動などの生活内容を判定して算出される総合点数のこと)で高得点が出るようになったんです。それからは点数を上げることをダイエットの目標にしていました。