引き続き注目したい「銀行株」
第三に「事業承継・M&A」があげられます。
「少子高齢化」で、事業の担い手不足が深刻になり、事業承継やMBO(経営陣による買収)、M&Aのニーズが高まっています。
専門に扱う企業も多いのですが、日本の銀行にも注目したいところです。
MBOには、ノンリコースローンという特殊な借入金で買収資金を用意するレバレッジド・バイアウトという方式があります。
かつて、日本の銀行はこうした案件にはあまり強くありませんでした。ただアメリカのモルガン・スタンレーと強固なアライアンス関係にある三菱UFJ銀行など、M&Aのノウハウを活用できる銀行もあります。
今後、日本の銀行がMBOやM&Aの世界で存在感を発揮する可能性は高く、銀行株には要注目だと思います。
「先進的なサービスを提供する企業」は急成長が期待できる
第四に、「高齢者向け介護」があります。
少子高齢化でニーズが高まる分野なのは間違いないのですが、一般的に、介護施設はいわゆる「装置産業」、事業を急激に拡大しにくい業種で、株価もあまり上昇しない可能性を見ておく必要があります。
ただ、中でも「先進的なサービスを展開する企業」は急成長が期待できるでしょう。
たとえば笑美面という会社は、自分に合った高齢者施設を探せる「マッチングサービス」を提供しています。こういった先進的サービスに重心を置く企業なら今後の急成長が期待できそうです。