公明党を怒らせた岸田政権の大転換
【佐藤】鋭いご指摘です。首相の解散権を連立与党が縛るのは禁じ手です。しかし、その禁じ手を、山口代表と石井幹事長は使った。公明党は岸田政権に相当怒りを覚えているのでしょう。おっしゃるように、公明党は岸田さんに対して「あなたには解散の時期を決められませんよ」と「警告」したのです。
なぜ公明党が怒るのか。端的に言って「防衛装備移転三原則」(以下、「三原則」)の改定(本書第2章で詳述)が大きな要因になったと私は見ています。
まず政府は2023年12月22日、「三原則」を10年ぶりに改定し、殺傷能力のある武器(迎撃ミサイル、大砲、弾薬など)の輸出を解禁しました。武器のライセンスを持つ外国の軍需産業に特許使用料を払って国内企業が製造する武器を、ライセンス元の国に完成品として輸出するというものです。
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