夜遅くまで勉強を頑張ると成績が落ちる
子どもが夜遅くまで勉強していると、多くの親御さんは「がんばっているから邪魔しないでおこう」と考えがちです。
しかし、このとき子どもの海馬の発達はストップし、記憶定着のチャンスも失うことになっているわけです。
そして、試験本番のときには脳内エネルギーが枯渇して、力を発揮できない可能性が高くなります。
成績を上げたいなら「早寝」「早起き」「最低8時間の睡眠」
成績のよい子どもは、「早寝」「早起き」「最低8時間の睡眠」──。
そう心に刻んで、中高生のお子さんであっても夜10時にはテレビを消して就寝することを習慣づけていきましょう。スマホやパソコンも「夜10時以降は触らない」といった約束を取り決めておくことをおすすめします。
一方、小さな子どもの場合は、就寝することを渋ることもあるでしょう。
それでも、家全体を消灯して、親御さんも布団へ入ってしまえば、あきらめて隣に入ってきてくれます。昼間元気に遊んでいれば、絵本を2〜3冊読み聞かせているうちに、ぐっすり眠ってくれることでしょう。