夜遅くまで勉強を頑張ると成績が落ちる

子どもが夜遅くまで勉強していると、多くの親御さんは「がんばっているから邪魔しないでおこう」と考えがちです。

しかし、このとき子どもの海馬の発達はストップし、記憶定着のチャンスも失うことになっているわけです。

そして、試験本番のときには脳内エネルギーが枯渇こかつして、力を発揮できない可能性が高くなります。

勉強する子供
写真=iStock.com/Madhourse
※写真はイメージです

成績を上げたいなら「早寝」「早起き」「最低8時間の睡眠」

成績のよい子どもは、「早寝」「早起き」「最低8時間の睡眠」──。

そう心に刻んで、中高生のお子さんであっても夜10時にはテレビを消して就寝することを習慣づけていきましょう。スマホやパソコンも「夜10時以降は触らない」といった約束を取り決めておくことをおすすめします。

一方、小さな子どもの場合は、就寝することを渋ることもあるでしょう。

それでも、家全体を消灯して、親御さんも布団へ入ってしまえば、あきらめて隣に入ってきてくれます。昼間元気に遊んでいれば、絵本を2〜3冊読み聞かせているうちに、ぐっすり眠ってくれることでしょう。

【関連記事】
1日20回、布団の中で唱えるだけ…脳神経外科医が教える「本当に頭のいい人」が毎晩やっていること
「昼の1時間休憩」より効果的…精神科医が勧める"いっぱいいっぱい"にならない休み方のコツ
「脳トレはほぼ無意味だった」認知症になっても進行がゆっくりな人が毎日していたこと【2022上半期BEST5】
わが子の「国語の点数が低い」原因はこれしかない…「読書好きな子」なのに国語が苦手になる意外な理由
大好きなヒーローショーが「30年続くトラウマ」に…子供の人生を台無しにした「母親の何気ない一言」