【4】カードは必要最低限を
クレジットカードやポイントカードは、財布にあいた「お金の漏れ口」だ。カードを使って買い物をすると、必ずポイントという特典がついてくる。それゆえ、ポイントを貯めるために買い物をするという本末転倒に陥りやすいのだ。これでは、お金どころか、カードにコントロールされているようなもの。カード類は必要最低限に抑えよう。
【5】小銭入れは別に持つ
お金持ちの多くは、札入れと小銭入れを分けている。なぜか。お札と小銭を一緒にすることに「違和感」があるからだ。お財布はお金のホテル、歴史上の偉人が描かれたお札は、お金界のVIP。VIPにくつろいでもらうホテルに、小銭君たちはちょっと邪魔。こうしてお金の世界の物語を空想することで、お金をポジティブに捉えられる。
※すべて雑誌掲載当時
資金繰り改善コンサルタント兼税理士、ブリンク・リンク・パートナーズ代表取締役
亀田潤一郎
1967年、神奈川県生まれ。大学卒業後、税理士事務所、経営コンサルティング会社を経て2003年5月に税理士開業。数字に苦手意識を抱く中小企業経営者向けに独自の通帳活用法を開発、「資金繰り改善コンサルタント」として活躍中。著書に『通帳は4つに分けなさい』『稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?』がある。
亀田潤一郎
1967年、神奈川県生まれ。大学卒業後、税理士事務所、経営コンサルティング会社を経て2003年5月に税理士開業。数字に苦手意識を抱く中小企業経営者向けに独自の通帳活用法を開発、「資金繰り改善コンサルタント」として活躍中。著書に『通帳は4つに分けなさい』『稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?』がある。
(構成=山田清機 撮影=牧田健太郎)