「中野」ならどこでもいいわけではない
最も注意しなければならないのは、JR中野駅からの「距離」です。
都内にお住まいの方はよくご存じだと思いますが、新宿の西側には「中野坂上」「東中野」「新中野」など、「中野」とつく街がたくさんあります。
また、中野駅に近い西武新宿線の「新井薬師前」駅も、広い意味での「中野エリア」とされることがあります。
ただ、中野再開発のメリットが波及するのは、あくまで駅周辺地域に限られます。
「中野坂上」などのエリアや、西武新宿線沿線はそれぞれ別の街として、まったく違う相場が形成されています。中野再開発計画はあくまでJR中野駅周辺の再開発であり、それ以外の地域まで影響することは考えづらいと思われます。
できれば「JR中野駅から徒歩7分圏内」、最低でも「徒歩10分圏内」のマンションを狙うとよいでしょう。
「ワンルーム」を狙ってはならない
中野の新築マンションを買えば「今すぐ」儲かる、という話ではないことにも注意が必要です。
先述した坪単価が700万円まで上昇したケースは、急に上昇したのではなく、10年以上取引を重ねた上で価格上昇しているわけです。
そのため、短期でキャピタルゲインを狙うと失敗する可能性もあります。あくまで中長期的に保有することを前提に考えていただけたらと思います。
ほか、中野に多い単身者向けのワンルーム物件は、競合となるマンションも多いため、再開発の恩恵を受けにくいと思われます。
値上がりを狙えるのは、基本的には再開発で新規流入が起きるDINKS向け~ファミリー向けの物件だけ、と考えるほうがいいでしょう。
不動産業界から熱い視線が注がれる中野。今後の発展に大注目の街だと言えるでしょう。

