小池都知事は私を恫喝した
小池知事の一期目は、私を含めた都内首都圏の無所属の県議・区議・市議約50名が支えました。
打倒自民党ドン政治を願い、その陣頭指揮は私が代表を務める地域政党・自由を守る会が執ったのでした。
「小池劇場」をつくったのは国政政党に属さない改革派地方議員と改革を望む都民でしたが、大勝を果たした途端、小池知事は側近であった野田数氏(東京都の外郭団体現・東京水道社長)を通じて再三再四にわたって私を恫喝し、結果、自由を守る会解党を強要したのです(その後、再結成)。
お世話になった人でもその高いハイヒールで平気で踏みにじる、冷血な人間性。
それをもはや隠そうともせず、小池知事はやがて都民の期待を裏切り、ドン政治の温床であった自民党、国政与党公明党に急接近し、「東京大改革」は変質していったのであります。
潔く政治の世界から去っていただきたい
前項の2月29日一般質問で学歴問題を質す冒頭、私は「噓つきは泥棒の始まりと、私は父に厳しく言われ育った」と切り出しました。
当時20歳そこそこの、野心家の女の子がついた「カイロ大首席卒」という一世一代の「嘘」――。それがここまで権力の階段を上がらせ、日本のみならずエジプトまで巻き込む学歴詐称疑惑国際問題に発展し、そう遠くない将来、政治生命の終焉を迎えるパズルのワンピースになるとしたら……なんとも皮肉なことではないでしょうか。
小池百合子氏においては、自らの来し方を振り返り、潔く政治の世界から去っていただきたい。
それが何よりも、太陽光パネル義務化により生じる災害や経済損失、国防を脅かす風力発電投資、学歴をエジプトに証明してもらう外交問題などのリスクから都民を守り、都民憩いの公園と樹木を守る「都民ファースト」で「サステナブル」で「SDGs」な「東京大改革」を実現するのですから。