小池都知事は「アラビア語の文語」を話さなかった

2020年6月3日、一般質問。

4年前、知事選直前に、カイロ大生なら必ず読み書きできるはずのフスハー(アラビア語の文語)で答えよと迫ったところ、「フスハーは文語、口語はアンミーヤ、ここでフスハーで話しても誰も分からない」とアラビア語を話しませんでした。

今思えば、これが相当こたえて「声明文」作成に至ったのではないか……と思料しております(笑)。

アラビア語の授業
写真=iStock.com/FG Trade
小池都知事は「アラビア語の文語」を話さなかった(※写真はイメージです)

小池都知事は答弁拒否を連発した

2022年3月25日、一般質問。

「(前回フスハーで答えなかったことから)ではアンミーヤ(同口語)で答えてください」とさらに詰め寄ったところ、答弁拒否をして局長答弁に。

2022年12月8日、一般質問。

「自称首席卒なのに、なぜカイロ大講演が日本語なのですか?」
「声明文ですが、知事はエジプト政府、カイロ大関係者等に作成依頼はされていませんよね?」(詳細前述)

またもや答弁拒否し、局長に答えさせる始末。

2024年2月29日、一般質問。

「小池氏の学籍番号が数字で書き込まれていなければならないはずだが、それがない」と指摘されてきた件につき「学籍番号はいくつか」と確認するも答弁拒否。

再質問で「百合子さんは卒業していない」と実名告白をしたカイロ大時代の同居人・北原百代さんに会い、私が直接聞いてきたことが虚偽なのか、小池知事が嘘をついてるのか質したところ、これについても答弁から逃げ出しました。

学歴問題にかかわらず、新エネ政策も含め、全都議会議員の中で私への答弁拒否率はダントツで高くなっております。

「不都合な事実」について尋ねているということの証左でありましょう。