人生を楽しくするには、どうすればいいのか。筋トレYouTuberの芳賀セブンさんは「筋トレをするといい。筋トレは、つらければつらいだけ、その先には快感と報酬が待ち受けている。その結果、人生で起こりうる困難が屁でもなくなる」という――。

※本稿は、芳賀セブン『死にたくなったら筋トレ たった10分の筋トレが君の人生を変える』(KADOKAWA)の一部を再編集したものです。

筋トレで成功体験を積めば自信が湧いてくる

失敗を恐れて二の足を踏んでしまうのは、君に成功体験が欠けているからではないだろうか。これまでの人生のささやかな「挫折」が君を弱気にしているのかもしれない。

過去のことは関係ない。今からでも成功体験を積み重ねていけば、自信が生まれ、あらゆることにチャレンジする勇気が出てくる。てっとり早く成功体験を得られることといえば、もちろん筋トレだ。筋トレしかない。筋トレに失敗も挫折もない。

たとえばベンチプレスをしてみよう。今日の自分は50キロしか挙がらなくとも、明日の自分はそれ以上の重さを挙げることができる。

特に筋トレ初心者ならば、筋トレをすればするほど、どんどん記録を更新できる。過去の自分を超えたという達成感は、何物にも変えがたい喜びなのだ。この喜びがあるからこそ、つらいことにも耐えることができ、さらなる重量にも挑戦できるのである。

このように筋トレによって成功体験を積んでいくと、他のことについても「自分はできる!」という謎の自信が生まれてくる。こうなれば、失敗が怖くて挑戦ができないという悪循環から抜け出すことができるだろう。

万一、挑戦が失敗に終わったとしても、それは本当の意味での「失敗」ではない。心は傷ついても、修復され、また強くなる。筋肉と同じだ。