一緒に働いている人にも責任はある
「仕事、少しは慣れてきたかな」と尋ねたら、ネガティブな人は何と答えるでしょうか。
「いやっ、何というか、はぁ、まあ少しは……」
これは褒められた返答の仕方ではありません。
「はい。ありがとうございます。少しずつですが慣れてきました」
もう一つの五月病患者が、このように答えられるようになるかは、本人次第でもありますが、それは同時に、一緒に働いている先輩たちの責任でもあります。
ネガティブで否定的な後輩がいることで、対外的に恥ずかしい思いをする前に、またそれが「もう一つの五月病」と言っていられるうちに、対策を講じられるとよいでしょう。