上司も一緒に「失敗を楽しむ」体験をするといい
大切なことは、恐怖のあまりに上司の視線や言葉に囚われてしまう状態を作り出さないこと、失敗を恐怖し過ぎないことだろう。それを実現するためには、むしろ「失敗を楽しむ」くらいの体験をしてもらったほうがいい。そして「楽しむ」際には、一緒に観察を楽しむこと。観察を促すために、上司が問いを発し、スタッフがそれに答える。目の前の現象をよく観察すれば何をなすべきかが見えてくるのだ、という体験をしてもらう。そうすると、「指示通りにできない人間」や「指示待ち人間」をさらに飛び越えて、「自分の頭で考えて行動できる人間」に育つように思う。