「原付」が歩道を爆走している異常事態
また、港区某所の路上に放置されていた、写真1のこのモデルに関していうと、リアのフェンダーにナンバーを付けるための金具がある。このメーカーはあくまで「原付」として売ろうとしている。少なくともそういう体裁だけはとっている。
だが私は、路上において、同じブランドの同じモデルがナンバープレートを付けていた例を見たことがない。
逆に、これと同じものがスロットル全開にして広い歩道を爆走している例はしょっちゅう見る。
じつは今回に限らず、現在の自転車状況には顕著な特徴がある。それは自転車対歩行者の事故がこのところ爆増していることだ。
放っておいていいのだろうか。
いいわけがない。
警察による検挙もいいが、最初に手を付けるべきはどこからだろうか。わかりきっている。供給の根本を断つことだ。「ネットでの販売禁止、もし売るならば売る側がナンバーの代理登録をすること」あたりだろう。