日経平均株価に潜む2つの「インチキ」
2月22日、日経平均株価(日経225)は1989年の大納会(12月29日)で記録した史上最高値、3万8915円を約34年ぶりに更新した。その後も日経平均株価は上昇を続け、3月4日には4万円の大台に初めて乗った。
日本株高を受けて、新聞などでは「“失われた30年”が終わった」という論調が目立つ。しかし、安堵するのは間違いだ。最高値更新は見せかけであり、日本を蝕む根本的な問題を解決しない限り、失われた時代は今後も続く。
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