人間関係の悩みには、どう向き合えばいいのか。精神科医の樺沢紫苑さんは「人は親しい人が5~6人いれば、十分に幸せに生きられることがわかっている。苦手な人と無理に付き合わなくていい」という――。

※本稿は、樺沢紫苑『精神科医が教える 幸せの授業 お金・仕事・人間関係・健康 すべてうまくいく』(飛鳥新社)の一部を再編集したものです。

ソファに座っている女性の後ろから抱きつくもう一人の女性
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親しい人は5~6人いれば十分

【ゆかり】人間関係について言うと、「オキシトシン的幸福」「つながりの幸福」ですよね。人間関係が人生の幸せに大きな影響を与えるのは、実感としてよくわかるんですが……ぶっちゃけ、自分だけではどうにかできないような気もするんですが? 職場ガチャでハズレ引いたらそれまでみたいな。

【先生】朗報があります。「みんな」と仲良くする必要はないんです。

【ゆかり】え? どういう意味ですか?

【先生】社会学的な研究から、親しくするのは全ての人間関係のうち、合計5~6人で十分だとわかっているんです。

【ゆかり】えっ? たったそれだけでいいんですか?

【先生】時間もエネルギーも有限です。出会う人全てと深く付き合って親しくなるのは不可能。人間関係にも優先順位があるんです。

【ゆかり】その優先順位の決め方、ぜひ教えてください!

【先生】簡単ですよ。身近な人を優先するんです。最優先すべきは家族やパートナー、次が友達、最後が職場の人です。その3つからそれぞれ2~3人ずつ、つまり、全体で5~6人くらいと安定した関係が築ければ十分です。

【ゆかり】それだけでいいんですね! 私も頑張れそうだぁ。