2023年に最も読まれた著者は心理学者の内藤誼人さん
第1位に輝いたのは、心理学者の内藤誼人さんでした。仕事や人間関係に役立つ心理学的な知識・ノウハウを教えてくれる本が人気を集めています。
多くの著書の中で2023年に最も人気だった要約は、『いちいち気にしない心が手に入る本』(三笠書房)。責任感が強く、がんばりすぎてしまう人をほっと和ませてくれる、やさしい一冊です。
2023年、2番目に多く読まれた著者は、『アウトプット大全』(サンクチュアリ出版)のほか、数多くの著書でファンを抱える精神科医・作家の樺沢紫苑さんでした。
樺沢さんの著書のうち、今年一番読まれた要約は『言語化の魔力』(幻冬舎)。言語化によってストレスフリーに生きていく方法を解説する、“日本一アウトプットする精神科医”として活動する樺沢さんならではの作品です。
シリーズで合わせて再読するのもおすすめ
2023年の第3位は、人財育成JAPAN代表取締役の永松茂久さんでした。
永松さんといえば、ビジネス書の売り上げで史上初の3年連続1位(日販調べ)に輝いた『人は話し方が9割』(すばる舎)を思い浮かべる人も多いでしょう。2019年に刊行された書籍ですが、今でも引き続き、多くの読者に愛されている一冊です。
発売当初に読んだ人も、同じシリーズの『人は聞き方が9割』『リーダーは話し方が9割』(いずれもすばる舎)とあわせて再読してみませんか。
今年も新刊からロングセラーまで、幅広いジャンルの本がランクインしました。また、『完訳 7つの習慣』、『「説明が上手い人」がやっていることを1冊にまとめてみた』、『限りある時間の使い方』、『人は話し方が9割』、『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』は、2022年に続いてのベスト10入りとなっています。気になった本があったら、ぜひ年末年始にチェックしてみてください!