「死ね、死ね」幻聴が聞こえる

この頃から統合失調症の症状がはじまっている。

「死ね、死ね。もう死のう。死んじゃってもいいよ」

たまにそんな幻聴が聞こえる。実際に団地のベランダから飛び降りようとしたことも何度もあった。

飛び降りるのは怖い。ベランダに出て飛び降りようとしても、躊躇ちゅうちょして実行することはできなかった。

結局、小学6年生の1年間は学校に行けなかった。中学校は地元の公立ではなく、自宅から離れた寄宿舎付きの特別支援学校に進学した。

バルコニーの手すり
写真=iStock.com/Toru Kimura
団地のベランダから飛び降りようとしたことも何度もあった(※写真はイメージです)

「嫌だ、やめてほしい」と言っても「まあまあ、いいじゃないか」

自宅から離れたことで、父親との関係もストップした。

「中学校の3年間だけは平穏でした。自宅から離れたのでなにもされなかった。勉強もちゃんとして、学力も取り戻して普通に過ごせました」

「高校は足立区に戻って、私立の女子高校に進学した。足立区に戻ったら父親がまた自宅に来るようになって、カラダを求められた。なにも変わらない、母親の名前を呼びながら私のカラダを触って挿れてくる。本当にうんざりしました。『嫌だ、やめてほしい』って何度言っても聞いてもらえない。まあまあ、いいじゃないかみたいな感じでやってくる」