“好き”とすら言えないこの空気が恐ろしい

対称的に、これまでメディア上でファンを公言してジャニーズのコーナーまで持ち、キー局を退社後もYouTubeチャンネルでジャニーズについて語っていた男性アナウンサーが急に言葉少なになってしまっている様子を見ると、結局はビジネスやファッションとしての“好き”だったのかと訝しがってしまうとともに、自分の“好き”すら言えないほど、一方向に流れるマスメディアの空気は強いものなのかと怖くなってしまう。

逆に、純粋なファンたちの、ビジネスではない真の“好き”の強さにも触れると、彼らの“血”は実はファンの中にも入っていて、それは今後、事務所の名前や形が変わっても残っていくものなのではないかと感じている。

そう、なによりファンクラブの名前はジャニーズファミリークラブである。ファンのひとりとして、その血は自分の中にも流れていることだろう。16日をもって、ジャニーズの名前は消えてしまった。ただ、名前は消えても、流れている血は消えることはない。そう信じている。

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