環境に固執しすぎると県の公共工事すらできなくなる
このため、6日の静岡市環境保全協議会で、難波市長はまず、「環境影響評価」とは何かを説明した。
事業者のJR東海に求められるのは「実行可能な範囲で環境への影響をできる限り回避し、低減する」ことであり、「生態系の全部を保全する」(川勝知事)完全な環境保全措置など環境影響評価手続きの範疇にはない。
そんなことをJR東海に求めれば、リニア工事そのものができなくなるのは当たり前である。それどころか、県の公共事業すべてができなくなる。
そんな簡単なことを川勝知事は理解できないで、素人受けするきれいごとを繰り返してリニア事業の妨害をしているだけだ。
すべては「リニア妨害のシナリオ」に沿ったデタラメ
行政分野の知識が著しく欠如する川勝知事は、リニア妨害のシナリオに沿って、デタラメな回答を行うことしかできないのだ。
今回、石川本部長代理は、まさに川勝知事の“代理”役を務め、行政権限を逸脱した川勝発言と同じデタラメでごまかしたから、難波市長に批判され、新聞等で世間的な恥をかく結果となった。
今後も、静岡市環境影響評価協議会で、燕沢付近の妥当性を主張する難波市長に対して、石川本部長代理は、川勝知事と同じデタラメを繰り返すしかないのだろう。
このままでは静岡県政の信頼性は完全に失われ、笑いものになるだけだ。