相手が困るのは、ギリギリのタイミングでの延長

スケジュールに合意して仕事が始まったら、計画通りに進めることは極めて大切です。しかし、もしも「間に合いそうにない」ときには、早め早めに納期変更の相談をしていくことが重要です。

田中耕比古『仕事の「質」と「スピード」が上がる 仕事の順番』(フォレスト出版)
田中耕比古『仕事の「質」と「スピード」が上がる 仕事の順番』(フォレスト出版)

もっとも相手が困るのは、ギリギリのタイミングでの延長です。

そもそも、上司や先輩は敵ではありません。強い味方です。

スケジュールに関して、上司、先輩に怒られた経験のある人もいるでしょう。しかし、それは、スケジュールが変更になったことで怒られているのではありません。

たいていは「締め切り直前、ギリギリになってから、間に合わないと言い出した」から怒られるのです。

早めに伝えれば怒られることはまずありません。

ぜひ、早い段階で間に合いそうにない旨を伝え、どうやったら間に合うのか、あるいは、どの程度なら後ろ倒しにしても許されるのか、などをしっかり話し、スケジュールの見直しを一緒に行ってもらいましょう。

リスクを早めに検知して、先手を打っていく姿勢が大切です。

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