血管にダメージを与える「サビ」と「コゲ」

私たちの血管にダメージを与え、老化させる「原因」についてさらに詳しく見ていきましょう。

体を老化させる主な要因は「酸化」です。また、「糖化は老化」という言葉があるように、「糖化」は私たちの体の細胞を酸化して障害することがわかっています。

「紫外線による酸化から肌を守る」とか、「糖化から体を守るエイジング対策」など、化粧品やサプリメントのキャッチフレーズで、みなさんにとってもお馴染みの言葉かもしれません。

錆びた壁
写真=iStock.com/kamontad123
※写真はイメージです

サビ=酸化、コゲ=糖化

酸化は、古くなった自転車などにつく「サビ」を、糖化は、魚を焼きすぎたときなどにできる「コゲ」をイメージするとわかりやすいと思います。

サビは自転車のスムーズな動きをさまたげ、コゲは魚のおいしさや栄養を損ないますが、サビとコゲは、私たちの体をつくる細胞にとっても同様の害をもたらします(コゲはがんの原因にもなるといわれています)。

そして、血管内で生じるサビやコゲが動脈硬化を進め、全身の老化を早めてしまうのです。

「血糖値の上昇」が悪さをする

問題は、どうなると体の中にサビやコゲが発生してしまうのか、ということです。血管内のサビやコゲの発生に深く関与しているのが「血糖値」の上昇です。

血糖値とは、「血液中に含まれるブドウ糖の濃度」を示すものですが、最近はダイエット関連用語として、広く知られるようになりました。