優秀であろうとしない、仕事はどんどん部下に任せる、いつも機嫌よくする……。100人以上のチームを動かすためのコツをIBMの元女性役員に聞く。
30歳のときは出世願望がなかった
NPO法人J-Win副理事長
佐々木順子
1983年、慶應義塾大学経済学部卒業後、日本IBMにシステム・エンジニアとして入社。2004年理事、06年執行役員を経て、07年10月より執行役員チャイナ・グローバル・デリバリージャパン・デリバリー・リーダーとして中国に赴任。2010年、日本IBM退社。WEICエグゼクティブ・アドバイザー。
佐々木順子
1983年、慶應義塾大学経済学部卒業後、日本IBMにシステム・エンジニアとして入社。2004年理事、06年執行役員を経て、07年10月より執行役員チャイナ・グローバル・デリバリージャパン・デリバリー・リーダーとして中国に赴任。2010年、日本IBM退社。WEICエグゼクティブ・アドバイザー。
NPO法人J-Win(ジャパン・ウィメンズ・イノベイティブ・ネットワーク)の副理事長として企業のダイバーシティ・マネジメント推進を支援する立場にいると、若い女性から「今後のキャリアについて、管理職を目指すべきか、スペシャリストを目指すべきか」という相談を受けることがよくあります。
一般的に女性は、出世欲がない人が多いように言われますが、管理職のおもしろさを知らないだけなのではないでしょうか。残念ながら、まわりに楽しそうに管理職をしている女性が少なく「優秀だけど、ああはなりたくない」「大変なことばかりで、いいことがなさそう」というイメージを抱いているようです。
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