一発勝負の受験で100%の力を出すにはどうすればいいのか。現役東大生ライターの布施川天馬さんは「一番大事なのは『いつも通り』を貫くことだ。受験を特別視しすぎるとペースが狂い、実力が出せなくなる」という――。
試験場
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人生を左右する受験で緊張しないためには

みなさんは、ここ一番という時に緊張するタイプでしょうか。長い人生、ここ一番という踏ん張りどころに直面することもあるでしょう。そういったとき、万全に準備して全力を発揮できるようなタイプの人がうらやましくなりますよね。本当なら全力投球すべき場面なのに、体はいうことを聞いてくれず、心なしかお腹も痛くなってきた……なんてことになってしまったら、目も当てられません。

とはいえ、緊張とは意思とは関係なくしてしまうもの。どんなに「いまはリラックスしておくべきだ!」と頭では理解していたとしても、体は勝手にガチガチにこわばりますし、手足は震えだしてしまいます。こんな状況では、万全とはいえませんから、良いパフォーマンスを発揮できるとは到底思えませんよね。

2月といえば受験本番です。さまざまな大学が入学試験を実施し始めます。受験といえば、人生でも有数の緊張する場面でしょう。その合否が先の人生を大きく左右するからです。多くの人は、その紙切れに向かって一喜一憂してきた年月を思い返しては、目を白黒させていたのではないでしょうか。

試験中に10分仮眠しても東大に合格できた

僕は全く緊張しないタイプだったので、本当にリラックスしたままで受験に臨むことができました。そのリラックス度合いは、なんと実際の試験中に約10分間寝てしまえたほど。僕が東大に合格したのもこのおかげだと思うのですが、やはり気になるのは「どうして緊張しなかったのか」というところ。実は、ここには秘密があります。

僕の場合は、勉強する前に必ず行うルーティンがありました。「目をつぶって、大きく深呼吸を2~3回程度行う」というものです。僕は、自分がどんなにいつもと違う空間にいたとしても、これを行うだけで、スッといつも通りの自分に戻ることができました。このルーティンを早くから導入していたおかげで、試験本番でもまるで自宅にいるかのようにリラックスした状態で受験することができたのです。

このように、世の中の「緊張しない人」には、実は緊張しないための裏ワザを持っていることがあります。本日は、実際に東大生20人に聞いてみてわかった、「緊張しないためにみんながやっている裏ワザ」をご紹介します!