空間を広く認識すると心に余裕が生まれる

考えごとや気がかりなことがあると、視野が狭くなって、空間を広く認識できなくなります。やたらと人の視線が気になったり、居心地が悪くなったりして、ますます空間認識が狭くなる……という悪循環に陥りがちです。

そのとき、この人はどんな雰囲気をまとっているでしょうか。余裕がなくセカセカした感じ、いっぱいいっぱいな感じ、自信なさげな感じになっていることは、容易に想像できると思います。

ですので、この逆をやっていきましょう。空間を広~く認識するのです。室内にいるなら、その部屋の全体を広く、屋外にいるなら大空を広く、隣町まで空間を認識していくのです。

大橋しん、赤松かおり『すごい自然体に読むだけでなれる4コママンガ』(飛鳥新社)
大橋しん、赤松かおり『すごい自然体に読むだけでなれる4コママンガ』(飛鳥新社)

このときのコツは、目のついている前方だけでなく、後ろや左右、上下、ナナメまで、あらゆる方向に広く、360度認識していくこと。目の前の対象物だけでなく、その周囲や奥、手前にあるものまで広く視野に入ってくることをゆるすこと。

そうすると、自然と心に余裕が出てきて、心身の緊張もとれてきて、「いい感じ」としか言えないような、余裕のあるステキな雰囲気をまとうことができるようになります。ぜひ試してみてくださいね。

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