カップヌードルミュージアム[安藤百福発明記念館]
[住所]神奈川県横浜市中区新港2-3-4
[電話]045-345-0918
[営業]10時~18時(入館~17時) [休]火曜(祝日の場合翌日)、年末年始
[料金]大人500円、高校生以下無料
[体験料]「マイカップヌードルファクトリー」1食300円。「チキンラーメンファクトリー」小学生300円、中学生以上500円 ※希望日の3カ月前の同日午前10時からHP(http://www.cupnoodles-museum.jp/)か予約専用ダイヤル(045-345-0825)で受け付け。「カップヌードルパーク」3歳~小学生(身長制限あり)1回300円(25分間)

2011年9月のオープン以来、4カ月で来場者数40万人を突破した「カップヌードルミュージアム」。その人気の秘密を探ろうと、家族連れで大賑わいの同館にやってきた。

まず現れたのが地上5階まで吹き抜けの空間と幅10メートルもの巨大な階段。いわゆる企業博物館ながら、エントランスからしてひと味違う。

「ここで伝えたいのは、発明や発見することの大切さ。インスタントラーメンを生み出した安藤百福(ももふく)の“創造的思考”を子供たちに楽しく体感してほしい」

と言うのは、日清食品ホールディングス広報部の松尾知直さん。

確かに、子供にはとっつきにくそうな展示物にも、好奇心をかき立てる仕掛けが満載だ。たとえば、半世紀に及ぶインスタントラーメンの歴史は、約3000点ものパッケージで展開。即席麺の生みの親、創業者・安藤百福氏の足跡をたどるコーナーでは、イラストにタッチすると発明のヒントになった影絵が現れたり、大人と子供の大きさが逆転する不思議な部屋があったり。