総務省「ニセ・誤情報に騙されないために」
こういった根拠のない言い伝えやウワサ、おかしな情報や指導、インフォデミック、悪い健康ビジネスは、どうしたらなくしていけるでしょうか。総務省が「上手にネットと付き合おう!」というサイト内で、ニセ・誤情報に関する啓発教育教材「インターネットとの向き合い方~ニセ・誤情報に騙されないために」を公開しました。すごくためになる内容なので、ぜひ読んでみてください。
ここでは、なぜ私たちが間違った情報に騙されてしまうのか、理由として以下の6つを挙げています。
「人は信じたいものを選んでしまう」
「ニセ・誤情報には信じたくなる要素がたくさんある」
「ニセ・誤情報には人に教えたくなる要素がある」
「ニセ・誤情報には誰でも騙される」
「ニセ・誤情報はすばやく拡散してしまう」
「ネットのアルゴリズムやディープフェイクがニセ・誤情報を加速させている」
その通りですね。誰しも思い当たりそうなエピソードとともに、イラスト付きでわかりやすく解説されています。
そして騙されないためには「情報源はある?」「その分野の専門家?」「他ではどう言われている?」「その画像は本物?」という基本的なことをチェックするように伝えています。こういったことを実行するだけでも、情報の真偽を見分けるためにとても役立つでしょう。
さらに「医療・健康情報は安易に拡散しない」とあります。育児に関することも同様ですね。確信が持てない情報、根拠がわからない情報を周囲に広めることは控えましょう。それだけでも少しはデマが減って、安全に子育てしやすくなるだろうと思います。