ESG投資で社会貢献する企業の取り組みを評価

さらに、投資の世界でも、社会貢献の考え方は以前からあり、より進化を遂げています。

例えば、SRI(SociallyResponsibleInvestment:社会的責任)ファンドは、従来の基準に加えて社会や環境、倫理問題などへの取り組みにも着目して投資先を選定しています。リターンを追求するというよりも社会貢献の意味合いが強いものです。

また、SDGs(貧困や飢餓、環境や多様性など、持続可能な開発目標として2030年までに世界中で達成したい目標やターゲット)の関連銘柄に投資するSDGsファンドやESG投資も登場しています。

ESG投資とは、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)を考慮して行う投資方法のこと。単なる社会貢献ではなく、あくまでも、リターンやリスクの低減を目的として、環境や社会との関わり方、企業のブランドイメージの保持という要素を銘柄選定に取り入れています。

みなさんも、これからは、消費も投資も、自分のためだけでなく、誰かのためにお金を使うことを意識してみてはいかがでしょうか?

◎ 誰かのためにお金を使って健康も幸福も手に入れる
× 自分が稼いだお金は自分のためだけに使う
【関連記事】
「頑張った自分へのごほうび」はただの損失…頭のいい人がやっている本当に賢いお金の使い方
「きれいごとを言っても、結局は金儲けでしょ?」その問いに稲盛和夫が出した渾身の答え
「お金が貯まらない人が真っ先に取り組む」1億円貯まる人は手を出さない"節約項目"
「損をしてでも他人の足を引っ張りたい」日本人の"底意地の悪さ"が世界で突出している根本原因
東京随一の"セレブ通り"を走る富裕層が「テスラやレクサス」を選ばないワケ【2021下半期BEST5】