「海外大学進学に強い学校」首都圏1~36位、関西1~12位

海外大合格者数が最も多かったのは広尾学園(最低偏差値61、海外合格者数218人)。218人とダントツで、20年の78人から大幅に増えた。インターナショナルコースがあり、そのコースの生徒が海外大合格者の中心だ。

「昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、海外への渡航に制限がかかったため、海外大志望者が減る予想もありましたが、広尾学園では大幅に増えました。新型コロナウイルスが流行する前から、多くの生徒が準備をしていたので、取りやめる子は少なかったようです」

2位は東京学芸大附国際中教(最低偏差値56)の36人、3位は千葉の渋谷教育学園幕張(最低偏差値69)の30人。

※海外大合格者数の調査対象は、以下の4つの条件のいずれかに当てはまる学校。❶SGHおよびアソシエイト校(過去の指定校を含む) ❷IB認定校 ❸今年の東大または京大合格者が20人以上の学校 ❹今年の海外大合格者が8人以上の学校

関西では、1位は立命館宇治48人(最低偏差値41)、2位は甲陽学院14人(最低偏差値66)となった。

首都圏の茗溪学園(最低偏差値50、海外合格者数28人)や、玉川学園(最低偏差値37、海外合格者数21人)、桜美林(最低偏差値43、海外合格者数15人)などランキングに入った学校では国際的な大学入学資格である国際バカロレア(IB)の専門コースを設けているほか、帰国子女の受け入れをしていることも多い。

必ずしも難関校といわれる高偏差値の学校ばかりではないことにも注目したい。

「広尾学園や渋幕などは、学校独自で海外大の入試担当者を招いた進学イベントを開催しています。学費が高額なことが多い海外大への進学には、奨学金の取得が欠かせません。これらの学校は奨学金取得についてもノウハウがあるはずです。中学受験をする段階で、お子さんの海外大進学を視野に入れているなら、この表の学校を検討することをおすすめします」

(文=本誌編集部 データ協力=大学通信)
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