掃除のしにくい場所をどう対処するか
① 冷蔵庫
冷蔵庫の扉は、開ける前に手を拭くようにします。それにより、扉に汚れがつくのを防ぎ、衛生面をアップさせることができます。
庫内も清潔を保つことが大切ですが、電源を抜いて、中に入っている物をすべて取り出して拭き上げるのはなかなか難しいです。
例えば、今日は扉のポケット部分、明日は上段、明後日は二段目……というように、場所を決めて何回かに分けてキレイにしていきましょう。
外せるパーツは丸洗いします。庫内は冷えているため洗剤がなじみにくいので、お湯を使うのがおすすめです。お湯でパーツを洗ったり拭いたりしたあと、重曹水で拭いて、水拭き、乾拭きをします。
重曹水は、ぬるま湯1ℓに重曹小さじ2を溶かしたもの。重曹水で拭くことで、においもすっきり取り除けます。
わが家では掃除がラクになるように、扉部分の調味料を置くスペースの下にはペーパータオルを、庫内の棚やボックスの底にはカレンダーや新聞紙を敷いています。缶などを置く時も直接置かずにカレンダーの紙を敷き、汚れたらその都度取り換えています。大掃除の時には全交換します。
冷蔵庫の上にも新聞紙を敷いて、1カ月に1度交換しています。
冷蔵庫は放熱しているので、上部の面は空気中の油が付着しやすく汚れやすい場所です。料理をしている時に換気扇を動かしても、油分を含んだ空気は室内に漂います。
また、わが家では節電対策として、冷蔵庫の中にビニールカーテンを取り付けて、冷気を逃げにくくしています。百円ショップのものを使っています。
② 照明やスイッチ
照明などのスイッチまわりは、最も汚れやすい場所の一つです。
最近はリビングとキッチンがひとつながりになっている家が多いと思います。
ドアがなくても、仕切りの枠が壁に付いていませんか?
枠の部分は、普段、気に留めない場所ですが、付近に照明のスイッチなどがあるので手で触れやすく、汚れていることが多いので、チェックしてみてください。
また、室内の壁に取り付けられたインターホンとその付近も、手で触れたり、それに向かって話したりするため、汚れやすい場所です。いずれもこまめに拭くようにしてください。
食器棚は、冷蔵庫と同じように、よく触れる扉を拭いてください。棚の中は、市販の食器棚シートを活用するといいですね。