毎日使う水回りは効率的に掃除しよう
キッチンで料理をした後は必ず、ガス台や調理台、ごみ箱、冷蔵庫などの表面を拭きましょう。濡れた手であちこちに触って、汚れがついていることがあります。濡れていたら必ず拭き取ってください。
水拭きでいいので、すぐに拭くことが大切です。それによって、汚れがすぐ落ち、雑菌の広がりも防げます。
シンクの掃除も、食器などを洗ったついでに済ませてしまいましょう。食器用洗剤とスポンジを使って、シンク全体を洗います。排水口はブラシでなでるように、汚れを落としてください。
自炊をしない人でも、シンクはよく使うのではないでしょうか。シンクを使う前には必ずシートを置いて使いましょう。シンクに傷がつきにくくなります。
くわえて、できるだけ毎日洗いましょう。シンクをこまめに掃除できない場合は、排水口の中の水がたまっている所に、食器用洗剤を少し(原液の場合は小さじ半分程度)入れておきます。それによって、汚れがつきにくくなります。
配管の中で油分が固まって、水が流れなくなってしまうこともあります。キッチンのシンクは油分を含んだものを扱うことが多いので、必ず洗剤を使って洗い流すようにしてください。
また、熱湯はそのまま流すと配管が傷んで、トラブルにつながることも。キッチンで多く使われている塩ビ管の耐熱温度は、約60~70℃です。水と一緒に流すなど、温度を下げて流しましょう。
生活用品以外の掃除法
趣味の物は、生活用品と違って、毎日使わない場合が多いと思います。自分にとってしっくり来る場所に置き場所を定めて、棚に収めます。間取りに余裕のある人は、一室を趣味の部屋にして、その部屋の棚に関連の物をすべて収めるのもいいですね。棚に収まらないような形・サイズの物は一か所にまとめて置き、長い物は寝かせましょう。
ホコリを防ぐため、棚にはカバーをかけてください。また、空気を循環させることも必要です。扇風機を使って、一日一時間だけでも風を通すと、革製品や紙の資料などもカビの発生や変質が防げます。趣味の物は、こまめに見てあげることが大切です。見ることで、ホコリや湿気、臭いなど、問題が起きる前に変化に気づいて対処できます。
ぬいぐるみはホコリを被りやすくダニが出やすいので、汚れてきたら洗いましょう。私は、繊細な物やクタッとした感じの物は手洗いしていますが、その他は洗濯機で洗っています。二重にした洗濯ネットに入れ、隙間があればタオルを詰めて型崩れを防ぎます。
長期間しまっておく場合は真空保存がおすすめです。洗って干したあと、圧縮袋に入れて真空パックにして保管します。
わが家はぬいぐるみの数が多いので、よく抱きかかえる物以外は、夏用と冬用に分けて、「今度はこっちの番だからね」と入れ替えています。和室の押し入れの中身は全部、順番待ちのぬいぐるみです。ネジを巻くと踊るぬいぐるみなど、圧縮できない物は、2、3個ずつケースに入れてしまっています。
また、飾り棚などに並べたぬいぐるみは、換気が必要です。私の場合は“会いたい時は空気を通す日”のようなイメージで、「今日は外の空気を吸いましょうね」と扉を開けて出かけて、夜に「おやすみなさい」と閉めています。