家と家の結婚ではない、自由な意思の結婚

「しかし、家と家の結婚で相手が決められるぐらいならば、自分の意思で結婚したい。自分たちが納得した相手であれば、多少の問題があっても構わない――。私は佳子さまのお気持ちを、そう受け取りました」(前出の関係者)

実際、過去の皇族女性の結婚を振り返ると、家同士の結びつきから離れた、自由な恋愛結婚はかなり難しい。皇族女性のお相手は、旧皇族か旧華族、もしくはその家に連なる家柄だ。

2005年に結婚した上皇ご夫妻の長女の黒田清子さん(52)は、「ふつうの市民と結ばれたはじめての皇女」と言われた。

そうはいっても夫の黒田慶樹さんの伯母は、旧華族の税所家に嫁ぎ、伯父の妻は旧華族・秋月家の出身。黒田さん自身も大学まで学習院で、秋篠宮さまとは初等科時代からの親友なのだから普通の家庭とは言い難い。

14年、日本最古の旧家同士の慶事と祝福されたのが、高円宮家の次女、典子さん(33)と出雲大社の宮司の長男である千家国麿さん(48)との結婚だ。

「憲仁親王が02年に亡くなってから、久子さまご一家を支援してきたのが、千家宮司夫妻であったのは、有名な話です」(神社関係者)

18年には、高円宮家の三女絢子さん(31)と日本郵船社員の守谷慧さん(35)が結婚。守谷さんの母・季美枝さんと親しい久子さまが、絢子さんに紹介して結婚の運びとなっている。高円宮家の姉妹は、自らの結婚感についてこう話していたという。

女性皇族の運命とは?

「結婚と恋愛は別」

三笠宮家の長女、彬子さま(39)と次女の瑶子さま(37)は未婚の女性皇族だ。

しかし父の故・寛仁親王は娘に対して、条件をつけていた。

「結婚するならば、旧皇族が相手だ」

彬子さまご本人も周囲にこう話しているという。

「結婚はしない。三笠宮家に人生をささげるつもりだ」

皇族女性の将来について興味深い記事を共同通信(9月6日付)が報じている。

<天皇ご一家と4宮家存続の構想 政府、女性皇族が継ぐ案を想定>