ユダヤ教には食のタブーがある。それをクリアした食品に与えられるのが「コシェル認証」だ。いったいどんな食べ物が禁じられているのか。宗教学者の島田裕巳さんが解説する――。(第3回/全3回)
※本稿は、島田裕巳『宗教別おもてなしマニュアル』(中公新書ラクレ)の一部を再編集したものです。
ユダヤ教で食べていいものは「コシェル」と呼ばれる
ユダヤ教は、一神教のなかでもっとも歴史が古い。キリスト教はユダヤ教の改革運動としてはじまるし、イスラム教はさまざまな点でユダヤ教の影響を受けている。イスラム教における食のタブーも、ユダヤ教から受け継いだと言える。
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