店舗まわりのときは手紙を置いて帰る
SVとして各店舗をまわることが決まった時に、現場のスタッフが私に困ったことなどを相談しやすい雰囲気をつくることが大事だと思い、そのために何をしたら良いのか考えました。
まずは、店舗まわりの時、感謝の気持ちや従業員へのメッセージを伝える手紙を置いて帰りました。会えなかったスタッフにも言葉を添えるようにしました。
クレームがあった店舗宛に「皆、頑張っているけれど、クレームは一度起きてしまうと、皆がそうだと思われてしまいます。そこは改善しようね」などとメッセージを残し、ただ機械的にチェックしてまわるだけでなく、働いている人の気持ちを思いフォローしていくように心がけました。
各店舗とLINEで交流を持つ
効果的だったのが、店長さんたちと私でLINEのグループを作ったことです。
何か伝えたいことがあって電話しても、厨房で調理中だったり、カウンターで接客中だったら、出られないか、出られてもその作業を中断させてしまうことになります。急ぎの連絡を除いて、これは大変非効率です。またメールを送っても、現場で忙しく働いているとパソコンを開いてわざわざチェックすることもできません。でもLINEだったら、スマートフォンを開く一瞬で終わります。
例えば天気が下り坂で嵐が近づいていて「明日、嵐が来るのでお客様が減ると思います。仕込みの量に気をつけてください」と一言だけ伝えたい場合は、LINEで十分です。悪天候下での従業員の出勤状況確認なども、わざわざ電話する必要はありません。LINEで一言確認するだけで済みます。
そのような緊急を要しない、でも確認しておきたいということを、ひとつのプラットフォームに私が投げておけば、各々の良いタイミングで見て、リアクションすることができます。