「報われないなぁ」と思っている人は言葉遣いに原因がある
ここまで紹介してきた発言の最大の「害悪」は、無意識や故意ではないこと。
本人がわざとやっているものではないため、相手を「イライラ」させていることにも気づけないから、余計にタチが悪いのだ。本当にモッタイナイ。
世の中には「なんか、報われないなぁ」と思っている人は多いかもしれないが、それは運でも、周りのせいでもなく、「言葉遣い」に原因があると僕は思っている。言葉遣いを誤ると、知らぬ間に周囲から嫌われ、報われない人生になってしまう。
そうならないためにも、更に3つ、ポンコツ発言を紹介しておく。これらの発言をしないように、注意してほしい。
「本当ですか?」というポンコツ発言は「そうなんですよ」と同じレベルで、お前はポンコツか! と叫びたくなる。「確かに」「なるほど」と言えばいいのだ。例外として、「褒められた時」には「え⁉ 本当ですか? 嬉しいです」と返すのはOKだが、「自然に使う」のは高度なので、自信がなければやめておこう。
飲み会の日程調整で「誰が来るの?」と聞く人はポンコツ
「共感しました」は、相手を「上から評価した感」が出てしまうポンコツ発言なので、できるだけ避けてほしい言葉遣いだ。
そんな言葉を選ばなくても、「感激しました」「感動しました」「目から鱗です」という言葉遣いをするほうがいい。リスクが低い上に、相手をおだてられるのだから、最高でしょ。
「誰が来るの?」というポンコツ発言は、飲み会などの日程調整をしているとよく聞かされる言葉だ。この発言をしていいのは、「共演NG」を出せる、大物だけ。
この発言、チャームどころか、「愛と想像力」の欠如も甚だしい。幹事は日程調整を速やかに終え、お店の予約に入りたい。幹事はそもそも面倒くさいものなのに、「誰が来るの?」と質問されるのは、面倒オブ面倒だよね。
ポンコツ発言は相手の心にこだまし、何かにつけて、思い出されてしまう。ぜひとも、気を付けてほしい。