手元に時間とお金が残るようになる
「固定席」「個人キャビネット」「個人ゴミ箱」を辞めることが、直接的・間接的に生産性の改善に寄与すると論じてきましたが、実現の前提となるのは、やはりデジタルな労働習慣を身につけることです。
たとえば固定席から脱却するには、ノートPCやスマホを使っていつでもどこでも働けるようにしておく必要があります。
また、個人キャビネやゴミを減らすには、情報を紙ではなくデジタルのまま扱える技術や習慣が必要になってきます。
急に自分を変えるのは難しいかもしれませんが、少しずつ本連載で取り上げているようなデジタル活用の技術を磨いていくことで、やがて気がついた頃には、ずいぶんと手元に時間やお金が残りやすくなっているはずです。