甘酸っぱい恋を楽しむ映画「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」

久しぶりに甘酸っぱいいい映画を観た。「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」というウディ・アレン監督・脚本の映画だ。日本では2020年に公開、今では動画配信サービスなどでも観られる。

カップルのキスのパラソルの下で、ビーチでのサンセット
写真=iStock.com/Massonstock
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実は、ウディ・アレンの過去のスキャンダルが再び蒸し返された結果、米国では俳優が軒並みウディ・アレン作品への出演を「反省」したり出演料を寄付したりするなど、ボイコットの状態に陥ってしまった。

かつての連れ合いミア・ファローとの泥沼は、結果的にウディ・アレンがミアの養女と結婚することで(今でもその結婚は続いていて2人は円満な夫婦だ)収束したはずだったが、正直、何があったのか真相はわからない。結果的におしどり夫婦になっているものを外野がどうこう言うことはできないし、別の養女からの児童虐待などの訴えは、慎重に見守る必要があるけれども、告発自体にミアとの泥沼が影響していることは間違いないようだから、有罪になっていないという事実も含め、そこも総合判断になるしかない。