インスピレーションがわいてこなくなったら一旦立ち上がる

【香り】

香りも気分を切り替え、集中力を高めるキーアイテムになります。お気に入りのアロマを普段はデスク周りにうっすらと香らせておくために、コットンやアロマストーンに1~2滴垂らしてデスクに置いておきます。気分を切り替えるために、香りに包まれたいときは、そのコットンをゼムクリップでうちわに留めて、バタバタ扇ぎます。見た目はイマイチですが、目をつぶって、香を焚きしめた扇子と思えば問題ありません。

集中力アップのために、私は無印良品の「じっくり(THINKING TIME)」というアロマを使っています。

空気が淀んでいるなと感じたら換気に加えて、ルームスプレーをシュッと吹いて空気をリフレッシュさせるのも有効です。

メンソール系の香りは眠気覚ましにも活用できます。ハッカ油スプレーや、リップスティックのような形をしたタイの嗅ぎ薬ヤードム(ノーズミント)、香港や台湾で買える白花油もオススメです。

【1時間ごとに動く】

ずっと同じ姿勢でいることは腰痛の元になるし、何より疲れます。ずっと机に座っていてインスピレーションがわいてこなくなったら一旦立ち上がりましょう。

・その場で3回だけスクワット
・腕や肩を回すストレッチ
・一フレーズだけ全力ダンス
・洗濯物を取り込むとかちょっとした家事
・手や顔を洗ってさっぱりさせる
・丁寧にコーヒーを入れる
・ダイニングに移動して家族と雑談する
・近所のコンビニまで散歩する

30分程度の休憩が取れそうならば、いっそ外を軽くランニングしてくるとか、本気で筋トレするなど全力で運動して、シャワーを浴びると、頭も体もすっきりさっぱりします。

試す方法と期限は最初に決めておく

【インスピレーションを与えてくれるアイテムを探す】

インスピレーションがわいてこないときは、作りたいモノの参考資料を探して、ヒントやアイデアをいっぱい拾うインプットの時間を取るのも良いでしょう。

ただし、インプット系の仕事は時間泥棒になりがちなので、残り時間を確認できるタイマーをセットするといいと思います。30分と決めてインプット作業を開始。残り時間を確認しながら、あと5分以内に糸口を探す! もしくは次のアクションを決める! と覚悟を決めて調べます。

【出かける】

自分一人で試行錯誤しているだけではダメだと思ったら、出かけましょう。見える景色を変えれば得られる物も変わります。

・ネットで調べるだけではなく、本屋や図書館などに実際に足を運び参考資料を手に取って読んでみる
・コワーキングスペースで、めいめい自分の作業に没頭している姿を見て刺激を受ける
・歩く、電車やバスに乗るなど、移動しながら考える
・カフェでおいしいコーヒーを飲んで一息ついて、リフレッシュした頭で手を動かしつつ考えてみる

【単なる逃避にしないために】

あれこれ試すことが単なる逃避にならぬよう、試す方法と期限は最初に決めておきましょう。この仕事の進まなさは集中力云々の問題ではないな、と思ったら同僚や上司やメディカルカウンセラーやコーチや、適切な相手に相談しましょう。

自分なりに集中力を高める方法をいくつか持ちましょう。