全くやる気が起きないときにできること

【「宛先だけ書く」作戦】

「あーもう今日はやる気が出ない!」と言うときは、頭を使わずすぐに手が動かせるような何かの作業のはじめの一歩だけやることにしています。

たとえば、メールソフトを立ち上げて取引先に送る予定のメールの宛先だけ書いてみる。ついでに「○○様 平素は大変お世話になっております、シックス・アパートことぶきです。」と決まり文句だけ書いてみる。中身は今すぐ答えられることだけでもついでに書く。

すぐ手が動くことを一つひとつやっていくと、いつの間にかある程度の形になってくるし、その過程で自分のエンジンもかかってきます。全く進まないよりは、だらだらでも少しは進めた方がマシです。

【場所を変える】

いつもと違う場所で気分を変えてみるのも有効です。家の中で場所を変えてみるのも良いですし、カフェやコワーキングスペースなど有料の場所も良いでしょう。せっかくお金を払ってこの場所を確保したのだから、ここまでは作業を進めるぞという気持ちになれます。また周りの人も働いているまたは勉強している環境であれば、その姿が刺激になって自分も何かしらがんばらないとなという気持ちになれます。

同業他社の人と同じ場所で仕事をするのも手

【誰かと一緒に仕事をする】

同僚を誘ってオフィスに行き、一緒に作業をしたり、雑談をしたりすることから、何らかのヒントが見えてくるかもしれません。上司を誘い、途中経過を見せながら、進め方について相談するのも良いでしょう。

一緒に集まって働くメンバーは同じ会社の人でなくてもかまいません。ソフトウェアエンジニアのコミュニティでは、同じプログラミング言語を使うメンバーがパソコン持参でコワーキングスペースに集まり、参加者それぞれが自分の作業を集中して行う「もくもく会」という取り組みがあります。

作業に行き詰まったら、雑談がてら誰かと技術談義をするのも良い気分転換になるし、他社のエンジニアの活動を見て刺激を受けることもあるでしょう。