「働き方改革」ではなく「儲け方・稼ぎ方改革」が必要
働き方改革が叫ばれて4年以上経ちます。約8割の企業が何らかの働き方改革を行っているといわれますが、「成功している」と答えるのはたった12%です。
残業を削減したり有給休暇の取得を義務付けたり、労働時間を削ること目指す企業が大半です。こういった労働時間の削減に対して64%もの社員がネガティブに感じ、モチベーションが下がっています。
いま目指すべきは、働き方改革ではなく、「会社の儲け方改革」と「個人の稼ぎ方改革」です。
個々の人材を成長させるための「個人の稼ぎ方改革」を
労働時間を減らして、浮いた時間を新規事業開発とスキルアップに当てれば変化の適応力が上がります。この成功パターンを個人レベルで日ごろから実践しているのが「5%社員」なのです。
「5%社員」は、残業削減に愚痴をいうようなムダなエネルギーを使わず、目標を達成して成果を残すことに注力します。そうすることで、昇進や副業、起業や転職などの未来の選択肢を複数持つことを理解しているのです。
調査を通し、彼らのシンプルな行動パターンを知るほどに、私自身の行動も変わっていきました。
『トップ5%社員の習慣』では、その行動習慣を具体的に解き明かします。すべてではなくとも、必ず読者のみなさんにも適用できる行動パターンがあるはずです。どれか1つでもいいので、ぜひ明日から試し、「5%社員」への第一歩をスタートしてほしいと思います。