夢を書き出すだけで集中力が高まる

基本的なことのようですが、ほとんどの人は、自分にとって最も大事なことをいまだに書き出していません。

もし私が賭け事をしている時に、自分が賭ける内容を紙に書けば勝算が42%高まるといわれたら……もちろんそれを実行します! もし、何らかの治療を受けていて、主治医に「実はね、これを書き出したら、治癒する可能性が42%高まりますよ」といわれたら……私はいうことを聞かないと思いますか?

こういう可能性を高めたくない人がいるでしょうか?

たとえこの研究がなくても、自分の望みを書き出すことは、常識以外の何物でもありません。気を散らすものが際限なく存在し、やるべきことでパンク寸前の、過剰に拡大した世界では、最も大切なことを書き出すことは、集中し続けるための意外とたやすい方法です。

夢を書き出すことにより、自分の望みについてハッキリと具体的にならざるを得なくなります。望みが漠然としていることが、それを達成する妨げとなるのです。

毎日眺めるのが理想

いうまでもないことですが、これは人生における他のどんな面においても、何か結果を出したい時に自然とやっていることです。もしキッチンをリフォームしたいなら、朝起きるなりシンクに大槌を振り下ろしたりはしないでしょう。まず紙の上で計画を立てるはずです。スーパーマーケットで買い物するなら、リストを書く。新しい科目を習得したければ、メモを取る。旅行に行くなら、目的地を詳しく書き出す。

マリー・フォーレオ(著)、瀧下哉代(翻訳)『あなたの才能を引き出すレッスン』(KADOKAWA)
マリー・フォーレオ(著)、瀧下哉代(翻訳)『あなたの才能を引き出すレッスン』(KADOKAWA)

あなたが携わっている仕事のプロジェクトについて考えてみてください。契約書や労働合意書、発注書などは、日々の考えを現実に変えます。

あなたがやり遂げたいことが何であれ、確かなことが一つあります。目標を書き出すことが、現実にするための重要なステップです。

当然、手帳に目標を書けばそれでおしまい、というわけではありません。それをしょっちゅう眺めてください。毎日できれば理想的です。こうすると、あなたにとっての最重要事項が、常に念頭に置かれるでしょう。

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