バツ7男の人物像、最初の結婚と離婚

父は会社員、母は専業主婦というごく普通の家庭の長男として生まれた神山氏。高校時代は暴走族をやっていた。バイクが好きで仲間と走るのが純粋に楽しかったという。長身で長い睫毛に、大きな目。笑顔を絶やさず、人当たりも柔らかい。男の私から見てもモテる人だとわかる。バツ7男のすべての結婚から離婚までは多すぎて紹介できない。そこで最初の結婚と離婚を紹介しよう。

「最初の相手との出会いは恥ずかしい話ですが、鑑別所です。17歳の時にバイクの暴走行為で逮捕され、鑑別所にいました。その鑑別所は1階が男性、2階は女性でした。ある日、夜中に窓から女の子がいる2階に向けて『おーい、誰かいるかー?』と話しかけたんです。すると『なーにー?』って返事がきたんです。返事をくれた女の子が最初の結婚相手の由美(仮名)でした。由美は窃盗で逮捕されていたようです」

壮絶な出会いで1回目の結婚に至った、バツ7男の神山氏。
壮絶な出会いで1回目の結婚に至った、バツ7男の神山氏。

お互い顔が見えず、声だけのやりとりで電話番号を交換した神山氏。後日、鑑別所を出てから電話をかけて会ってみると、タイプですぐ好きになってしまい、付き合い始めた。しばらくすると子どもができ、まだ若いうちに一度目の結婚をした。

「子どもも無事に生まれ、順調な結婚生活でしたが、付き合いで行ったキャバクラにハーフでとっても綺麗な子がいて、我慢できず口説いてしまいました。タイプだったんです。その浮気がバレたのが原因で由美とは離婚してしまいました……。その浮気相手とも結婚しましたが、相手の気性が荒く、結局うまくいきませんでした。私がまた浮気したってのもあるんですけど」

鑑別所という特殊な場所だが、出会いのストーリーとしてはとてもロマンチックだ。神山氏は本当に自分の感情に素直なのだと思う。タイプの人に出会ってしまえば、自分が結婚していようがお構いなく、一直線に口説きにいく。すごいのはちゃんと口説き落とせているところである。結婚相手からすれば堪ったもんではないが……。

結果をすぐに求めてはいけない

ナンパはその場限りのワンナイトのような、カラダ目的のイメージを拭うことができない。お互いの価値観によって変わるだろうが、長く続けられる関係がいいとするならどう振る舞うべきか。

暴走行為がエスカレートし、警察のお世話になることもしばしばだった。(提供=神山氏)
暴走行為がエスカレートし、警察のお世話になることもしばしばだった。(提供=神山氏)

「会話も進んでいい雰囲気になると男はすぐにカラダを求めがちですが、焦ってはいけません。仮にうまくいってベットインできたとしても、ワンナイトで終わります。“この人と居るのは楽しい、また会いたい”と思ってもらえるようにしましょう。次に会う約束をしたり、マメに連絡をとったりして、関係を深めたほうが長続きします。不倫や複数の女性と同時に関係を持つことをすすめているわけではありません。私も複数の女性と関係を持ってしまい、バレてしまうのではないかと不安で苦しく、まともに息ができない時期もありました。しかし人生は自分に素直になって楽しむべき。私の場合、その結果がバツ7なのです」

テクニックだけの薄っぺらい会話や、関係を持ちたいだけの軽い気持ちより、相手を思いやる心が大事というのはバツ7男の話からも、渡部さんが招いた結果からもよくわかったはずだ。いい点だけ参考してほしい。

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