「2020年までに温室効果ガス25%削減」と世界にぶち上げた鳩山総理。だが、現実は約1兆円の国民負担増。一方、ロシア、ウクライナ、東欧諸国は「ホットエアー」でバカ儲けしている。話題の書『排出権商人』の著者を直撃した。
「25%削減」公約は民主党の失敗
作家 黒木 亮●1957年、北海道生まれ。早稲田大学法学部卒。カイロ・アメリカン大学修士(中東研究科)。銀行、証券会社、総合商社を経て、作家に。主な作品に『巨大投資銀行』『エネルギー』『青い蜃気楼─小説エンロン』『トップ・レフト』。大学時代に箱根駅伝に2回出場した体験を描いた自伝的小説『冬の喝采』がある。英国在住。
――昨年12月のCOP15(第15回国連気候変動枠組条約締約国会議)で「コペンハーゲン合意」に「留意する」ことが採択されました。
今回の合意に法的拘束力はありませんが、草案作成に関わった日本がこれを守らなければ、国際的な信用を失います。
合意では、先進国は2020年までのいわゆる「中期削減目標」を今年1月末までに約束しなくてはなりません。
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