神秘性を排し、中国人から見た中国の行動原理
米中貿易戦争が始まってから世界では様々な言説を目にしてきたが、その中で痛感したのは中国が相変わらず神秘的で不可思議な存在として認識されていることだった。
著者は、中国の民族性や神秘性に関する紋切り型な決め打ちを排して、むしろ中国人から見た中国の行動原理を理解しようとする。そして、一見ちぐはぐにも見える彼らの行動を鮮やかに説明する。
本書によれば、中国の行動原理を読み解くうえで手掛かりとなるのは、帝国としての歴史に基づく自己正当化能力に加えて、特異な権力闘争の考え方、そこに影響を与えている中国の家族制度由来の「親と子」の関係性、そして植民地主義に晒された近代史からくる被害者意識である。
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